「ナーダム」 by 渋さ知らズオーケストラ

f0036411_2146176.jpg渋さ知らズ」という変なグループがあるというので前から気になっていたが、遅まきながら「NHKワールドプレミアム」の元日深夜の放送、「東京JAZZ 2006」(2006年9月2日・3日、東京国際フォーラム)でその衝撃(?)のライブ映像を初めて見ることができた。ライブの模様は、メンバー登場の場面からしてかなり異様。総勢30人にも及ぶメンバーがホールの後ろから現れて、チンドン屋っぽい行進曲とともに客席を練り歩く。ほとんど全裸に近い「舞踏」系のメンバーもいて、客はほとんど呆気にとられているように見えた。しかし、客はみんな「渋さ知らズ」を見に来てるわけだから、もうちょっと違うリアクションがあってもいいんじゃないか?せっかく近くに来てくれてるんだから、喜んでる客がいてもいいと思うんだけど、みんな冷めすぎとるぜ。

*****(東京JAZZ 2006・アーティスト情報より引用)
1989年「発見の会」演劇公演の音楽(劇伴)を担当したダンドリスト(リーダー)不破大輔を中心に、渋さ知らズは吉祥寺でその産声をあげた。ジャズ、ロック、ラテン、フォークに果ては演歌までが混在する脱ジャンルの音楽性に舞踏、舞台美術までもが渾然一体となったそのステージは痛快な娯楽にして前衛。体験型エンタテインメントであり同時に偉大なアンダーグラウンドのサブカル集団。

98年ユーロ渋さ発動。4度のヨーロッパツアーを行い、前衛音楽祭として世界的に著名なドイツの「メールス・ジャズ祭」に連続して呼ばれ、2000年の公演ではメインステージのトリを努め、巨大サーカステントが満員御礼の札止めとなる、大盛況を得る。その一週間後にはニューヨーク在住のミュージシャンの間では噂でもちきりだったという逸話がある。02年には英国「グラストンバリーフェスティバル」のメインステージにも招かれた。

国内でも01年にフジロックに初登場以来、4年連続の出演。04年にはライジングサンにも出演した。そして2005年のヨーロッパツアーは約5ヶ月にも及び東欧西欧29ヵ所45公演を含む怒涛の旅となった。常に聴衆を引きずり込む圧倒的なパフォーマンスで音楽だけでなく、演劇や舞踏ファンまで多種多様な人々を魅了し続けてきた日本が世界に誇るカテゴリー不可な音楽集団。トータルアングラ舞台パフォーマンス、渋さ知らズ。
*****(引用終わり)

このライブのメンバーと曲目は以下の通り(「東京JAZZ 2006・プログラム」より)。

不破大輔(ダンドリスト)、片山広明(ts)、佐藤帆(ts)、小森慶子(as,ss)、立花秀輝(as)、川口義之(as)、鈴木新 (ss,syn)、鬼頭哲(b)、北陽一郎(tp)、辰巳光英(tp)、室舘彩(fl,vo)、関根真理(per,vo)、磯部潤(ds)、ツノ犬(ds)、岡村太(ds)、ヒゴヒロシ(b)、ファン・テイル(b)、斉藤‘社長’良一(g)、大塚寛之(g)、渡部真一(mc)、ペロ(dance)、東洋(“butoh”dance)、ちえ(“butoh”dance)、たかこ (“butoh”dance)、しも Shimo(“butoh”dance)、横沢紅太郎(vj)、青山健一(draw)、田中篤史(se)

1.ナーダム、2.ライオン、3.股旅、4.仙頭、5.ステキチ

総勢28人。しかし、実際ライブ映像を見ると、太田恵資(vl)、中田さやか(dance)、小山奈緒子(cho)などのメンバーが他にもいて、一体何人のメンバーがステージに上がっているのか、数える気にもなれない。まったく、ギャラの配分とかはどうなってんだと余計な心配をしたくなるほどの多さだ。パフォーマンスとして光っているのは、長いヨーロッパ生活のせいか日本語があまりしゃべれない(?)らしいMCの渡部真一もいいけど、やはり「舞踏」系がいいなあ。好きだなあ。ペロと中田さやかという両サイドの踊りだけでは、やはり「渋さ知らズ」としては何とも弱い。東洋、ちえ、たかこ、しもという「舞踏」系がいて、ますますステージがわけわからんつーか、破天荒に面白くなるのだ。
[PR]
by daeyahye-jazz | 2007-01-04 21:47 | 渋さ知らズ
<< 「P-chan」 by 渋さ知... 「Spain」 by The ... >>