カテゴリ:John Coltrane ( 8 )

John Coltrane - My Favorite Things, Paris Concert

1961年、ドルフィーの加入したこの年のクインテットのヨーロッパツアーは、11月18日、このパリのオランピア劇場でのライブで幕を開けた。

私が持っているCDのライナーノートによると、この日のライブのメインはディジー・ガレスピーのクインテットで、コルトレーンのグループはその前座だったとのこと。

ともあれ、20年くらい前、今は無き池袋WAVEかどこかでこのCD(Magnetic版)を見つけた時の興奮は今でも覚えている。

期待を込めて買って(2枚組みで5000円)、聴いてみるとその期待を上回るほどの素晴らしいライブ録音で、たちまちこのCDの虜になってしまった。

この日のライブは夕方6時半始まりと、夜11時半始まり(やけに遅い時間だ)の2ステージで、それぞれが1枚のCDに収められている。

そして、どちらのステージでも20分以上「My Favorite Things」が演奏されているのだが、何故かファーストステージではドルフィーのフルート抜きのカルテットの演奏になっている。

以下で聴けるのは、セカンドステージのドルフィーのフルート入りのものだ。

John Coltrane - My Favorite Things, Paris Concert 1/3

John Coltrane - My Favorite Things, Paris Concert 2/3

John Coltrane - My Favorite Things, Paris Concert 3/3

John Coltrane (ss), Eric Dolphy (fl), McCoy Tyner (p), Reggie Workman (b), Elvin Jones (ds)
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by daeyahye-jazz | 2012-04-18 00:10 | John Coltrane

John Coltrane - Afro Blue

まずは、本当のオリジナル。キューバ出身のパーカッショニスト、モンゴ・サンタマリアによる1959年のアルバムより。

Mongo Santamaria - Afro Blue

コルトレーンの初出。1963年10月のニューヨーク・バードランドでのライブ。

John Coltrane Quartet at Birdland - Afro Blue

1963年12月、アメリカのテレビ番組「Jazz Casual 」より。これはすばらしい。コルトレーンのソプラノはもちろんだが、マッコイの黒光りするピアノが何とも言えずいいのだ。

John Coltrane - Afro Blue

1965年7月28日、パリ(youtube上ではアンティーブでのライブとあるが、私が持っているCDではパリと書かれている)でのライブ。

John Coltrane - Afro Blue
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by daeyahye-jazz | 2012-02-04 23:20 | John Coltrane

My Favorite Things - John Coltrane(1960~1963)

厳しい寒さの冬が来ると、なぜかコルトレーンの「My Favorite Things」が無性に聴きたくなる。

「My Favorite Things」については6年前にも一度書き込んでいるが、今日からはyoutubeで聴けるコルトレーンの「My Favorite Things」を年代順にリストアップして整理してみたい。

まずは1960年のオリジナル。

John Coltrane: My Favorite Things

1961年、西ドイツ(当時)のテレビ放送でのライブ。ドルフィーのフルートが入った貴重なビデオ映像。

my favorite things/ john coltrane

同じくドルフィーのフルートが入った1961年のストックホルムでのライブ音源。ドルフィーのフルートもコルトレーンのソプラノもマッコイのピアノも、すべてが天使が羽ばたいているように甘く優しい。

1/2 MY FAVORITE THINGS JOHN COLTRANE Stockholm 1961 Live analogueLP

2/2 MY FAVORITE THINGS JOHN COLTRANE Stockholm 1961 Live analogueLP

1962年、オーストリアのグラーツでのライブ。

John Coltrane - My Favorite Things, Graz Concert 1/2

John Coltrane - My Favorite Things, Graz Concert 2/2

1963年、ベルリン自由大学でのライブ。

John Coltrane - 1963 - My Favorite Things

1963年のニューポートジャズフェスティバルでのライブ。6年前の書き込みにあるとおり、マッコイつながりでこのニューポートでのライブを聞いて以来、コルトレーンの「My Favorite Things」にどっぷりはまり込むことになった。コルトレーンのソプラノソロと、マッコイのピアノ、ロイ・ヘインズのドラムが美しい前半部分は何度聞いたかわからない。

My Favorite Things 01/John Coltrane

My Favorite Things 02/John Coltrane
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by daeyahye-jazz | 2012-01-31 22:59 | John Coltrane

John Coltrane Live In Germany And Belgium (FULL)

John Coltrane Live In Germany And Belgium (FULL)

Concert 1: Germany, March 28th, 1960
John Coltrane - Tenor Saxophone
Wynton Kelly - Piano
Paul Chambers - Bass
Jimmy Cobb - Drums

Also featuring Oscar Peterson on piano on ‘Moonlight In Vermont’ and ‘Hackensack’, as well as Stan Getz on tenor saxophone.

Concert 2: Germany, December 4th, 1961
John Coltrane - Tenor Saxophone / Soprano Saxophone
Eric Dolphy - Alt Saxophone / Flute
McCoy Tyner - Piano
Reggie Workman - Bass
Elvin Jones - Drums

1.My Favorite Things
2.Every Time We Say Goodbye
3.Impressions

Concert 3: Belgium, August 1st, 1965
John Coltrane - Tenor Saxophone / Soprano Saxophone
McCoy Tyner - Piano
Jimmy Garrison - Bass
Elvin Jones - Drums

1.Vigil
2.Naima
3.My Favorite Things

Thanks for rickstolk

以前にも書いたように、最後のベルギーでのライブは素晴らしいの一言だ。
黄金のカルテット崩壊を目前にして、その一体感が図らずも最高潮に達している。
「Naima」にしても、「My Favorite Things」にしても、このカルテットで何度も演奏されているが、このライブでは4人が一体化して異次元へ向かって突っ走っている。
まさに奇跡のライブだ。
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by daeyahye-jazz | 2011-08-15 22:34 | John Coltrane

YouTubeで見られる貴重映像・コルトレーン

f0036411_1914949.jpg著作権の問題はあると思うが、YouTubeで気軽にこんな貴重映像が見られるようになったのは、とりあえずうれしい。検索してみると、意外にもかなりの量のレア映像が登録されているようなので、今日からシリーズで紹介して行こうと思っている。というわけで、今日はコルトレーン。

John Coltrane Quintet with Eric Dolphy - Impressions
1961年、ドルフィーを引き連れてのヨーロッパツアーの途中、ドイツのテレビ番組で演奏した時の映像。DVD「 コルトレーン・レガシー」には、この時のライブ映像全3曲(「Impressions」、「Everytime We Say Goodbye」、「My Favorite Things」が収録されている。

John Coltrane Quartet - Afro Blue
1963年、アメリカのテレビ番組「ジャズ・カジュアル」に出演した時の映像。同じくDVD「 コルトレーン・レガシー」には、この時のライブ映像全3曲(「Afro Blue」、「Impressions」、「Alabama」)がある。この「Afro Blue」は凄い。数多いコルトレーンの「Afro Blue」演奏の中で一番好きかもしれない。コルトレーンのソプラノは言うまでもないけど、マッコイの黒光りするピアノのタッチが素晴らしい。

John Coltrane Quartet - Naima, live, 1965
1965年、ベルギーでのライブ。私にとっての最高の「Naima」だ。奇跡的な映像だと思わずにはいられない。
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by daeyahye-jazz | 2006-09-16 23:58 | John Coltrane

「The Promise」 by John Coltrane

f0036411_23164524.gif「Afro Blue」
recorded live in Suttgart, W.Germany, November 4, 1963
John Coltrane ts, ss
McCoy Tyner p
Jimmy Garrison b
Elvin Jones ds
1.Afro Blue (M. Santamaria) 6:43
2.I Want to Talk about You (B. Eckstine) 10:43
3.The Promise (J. Coltrane) 7:34
4.My Favorite Things (R. Rodgers-O. Hammerstein II) 18:52
Green Line(1991) Made in E.E.C

コルトレーンの演奏というと、後期になるにつれてだいたい長時間のものが多くなって、いくらなんでもうんざりすることがある。
しかし、このドイツライブでの「The Promise」は、わずか7分半ほどだ。
前半は、マッコイのあまり感心しない4分あまりのソロだから、コルトレーンのソプラノソロは3分半足らず。
そのコルトレーンとしては本当に短いソロが、完璧なのだ。
考えてみると、私はこの「The Promise」を聞いて、音楽に感動することがどういうことか初めてわかったような気がする。
音質は客観的にはもちろん良くない。
しかし、私にはコルトレーンのソプラノの音色は、どんな音質であろうと、例えばケニー・Gの甘ったるいソプラノの音色よりも、100倍も心地いい。
ここでのコルトレーンのソロは、3分半の短い時間の間に、言いたいことすべてが込められている。
最後のテーマが吹かれる前に、クライマックスが訪れるのだが、そこでは月並みな表現だけど、「何かを信じて、荒野に一人で立ち尽くしている」ような感動がある。
そして、そのクライマックスの後、クールにテーマを吹くコルトレーンはめちゃくちゃカッコイイ。
音楽の意味というものを、生々しく私に知らせてくれたのが、この「The Promise」だった。
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by daeyahye-jazz | 2006-04-10 23:16 | John Coltrane

「My Favorite Things」 by John Coltrane

f0036411_23463535.jpgSelflessness Featuring My Favorite Things
Recorded live at the New Port Jazz Festival, Jul 1963 and in Oct 1965
John Coltrane :ts,ss
Pharoah Sanders :ts
Doanld Garrett :bcl
McCoy Tyner :p
Jimmy Garrison :b
Elvin Jones, Roy Haynes, Frank Butler, Juno Lewis :ds
1. My Favorite Things
2. I Want to Talk about You
3. Selflessness
Impulse MVCZ10095

これまで一番よく聴いたジャズの曲を1曲挙げろと言われたら、迷うことなくこの曲を挙げると思う。
コルトレーンによる「My Favorite Things」は、私にとって一番最初にジャズの世界への扉を開けた曲であり、その後も憑き物に憑かれたように聴き続けた最愛の曲だ。
で、実はこのコルトレーンの「My Favorite Things」を聴いたそもそもの始まりは、マッコイ・タイナーつながりだったと思う。
前にも書いたように、私は前からピアノの音が好きで、ジャズを聴こうとしたのもピアノのジャズが聴きたかったからだった。
正直言って、初めはブーブーうるさいだけのコルトレーンのサックスなんかほとんど興味がなかった。
でも、マッコイのピアノには興味があったので、とりあえず聴いてみたのがこのCDだった。
で、すぐにこの「My Favorite Things」にハマってしまった。
最初のコルトレーンのソロもいいのだが、とにかく大好きなのはその後に続くマッコイのソロだ。
ここで忘れてならないのは、当時(1963年7月)麻薬中毒治療のため入院中だったエルビン・ジョーンズの代わりを務めたロイ・ヘインズのドラムである。
ロイ・ヘインズが叩き出す複雑かつ軽快なビートに乗って、マッコイの素晴らしいソロが展開されるあの部分は、何度聴いても飽きることがない。
この「My Favorite Things」のマッコイとロイ・ヘインズが、まず最初に私をジャズの奥深い世界へと誘ってくれたのだ。
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by daeyahye-jazz | 2006-01-11 23:57 | John Coltrane

「Naima」 by John Coltrane

f0036411_2219216.gifJohn Coltrane Live in Comblain-La-Tour 1965
Recorded live in Belgium, in Aug 1 1965
John Coltrane :ts, ss
McCoy Tyner :p
Jimy Garrison :b
Elvin Jones :ds
1. Vigil
2. Naima
3. My Favorite Things
Landscape LS2-922

コルトレーンが最初の妻の名をつけ、彼女に捧げた曲「Naima」。
彼のお気に入りの曲だったらしく、彼は何度となくこの曲をライブで演奏している。
で、私が独断と偏見でこれが一番の「Naima」だと思うのが、この1965年、ヨーロッパツアー中にベルギーで録音されたもの。
当時、コルトレーンはフリージャズに走り始めていて、それについていけないエルビン・ジョーンズやマッコイとは軋轢が生まれだし、カルテットは崩壊寸前の状態だったといわれている。
しかし、この日のライブは素晴らしいの一言だ。
どれだけ素晴らしいかは、DVD「ジョン・コルトレーンの世界 」の映像を見れば一目瞭然だ。
ここでの「Naima」の奇跡のような演奏は、マッコイのソロが終わって、コルトレーンのソロが始まった後半に聞くことができる。
いつものようにコルトレーンのテナーが曲を破壊するような雄たけびを上げ始めるのだが、カルテットの演奏は、不思議に一体感を少しも失うことがなく、見事に調和し合っている。
グループ内に軋轢があったとは信じられないほどの一体感がそこにあるのだ。
マッコイがコードチェンジをした時の、あの天に昇るような浮遊感は、何度味わっても堪らないものがある。
誰が何と言おうと、私の最高の「Naima」だ。
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by daeyahye-jazz | 2006-01-08 22:23 | John Coltrane