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ソウル・大学路「チョンニョン トンアンド」

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この前紹介したikukoさんの「JAZZ & KOREA」にも詳しい説明がある大学路(テハンノ)のジャズクラブ、「チョンニョン トンアンド(千年の間も)」に行ってきた。
金曜日の夜、事前にスケジュールを調べていたわけでもなかったが、とにかく何が飛び出すかわからない期待を持って、地下鉄4号線恵化(ヘファ)駅に降り立ち一人で店に向かった。
方向を間違えてちょっと迷ったが、ほどなくikukoさんのサイトの写真どおりの、けっこう大きな店を見つける。
階段を上がった2階にある薄暗い店内に入り、一人で来たことを店員に告げると、意外にもステージの真ん前のけっこういい席に案内してくれた。
金曜日の夜ということで、100席以上ある店内はほぼ満席。
カップル中心の若い客が多い。外人客も目についた。
メニューを見ると、酒の他にパスタやピザなどの軽い食事もできる。
しばらくメニューを見て考えた末、「チチ」というカクテルを注文する。(よくわからずに注文したが、うーん、かなり甘くてイマイチだった)
ほどなくして、9時からのセット、「ハン・サンウォン FUNKY BAND」のライブが始まる。
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40代に見えるリーダーのギタリスト(ハン・サンウォンさん)と、それより若い30代くらいの男性ボーカル中心のファンクロックグループ。
他にドラム、ベース、それから女性二人のキーボード。
最初は、「なんだ、ジャズじゃなくてファンク(しかもコテコテのオジサン)かよ」と、自分がオッサンであることも棚に上げて、ちょっと憮然とした気分になる。
まあ、それでもせっかく店に入ったんだし、とりあえずそのオジサンファンクを聞いていたが、途中から写真のように女性3人(ちょっと見えにくいが、男性ボーカルの後ろに一番背の低い女性がいる)のボーカルが加わると、俄然華やかになって面白くなってきた。
女性3人が加わると、狭いステージはぎゅうぎゅうの状態になるが、やっぱりファンクは大人数で華やかにやるのがいい。
リズムもビンビン、ノリノリで(後ろの方で踊っている若い女性客もいた)、いつの間にか「ああ久しぶりのファンクだけど、なかなかいいなあ」と思うようになった。
女性3人は基本的にバックボーカルだが、一人でソロも歌った。
ソロを聞くと、なかなかの声を持っているのがわかる。
とにかく、意外に楽しめた1時間(チャージ込みでW15,000)だった。またいつか来よう。

店のサイトはこちら。地下鉄4号線恵化(ヘファ)駅1番出口を出て、出口の方向とは逆方向(マクドナルドがある方向)に100メートルぐらい行くと、左に小道がある。その小道を、また100メートルぐらい行くと写真の店が見える。(和食の店「石井」の隣り)
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by daeyahye-jazz | 2006-04-23 23:00 | Jazz Live 

「The Promise」 by John Coltrane

f0036411_23164524.gif「Afro Blue」
recorded live in Suttgart, W.Germany, November 4, 1963
John Coltrane ts, ss
McCoy Tyner p
Jimmy Garrison b
Elvin Jones ds
1.Afro Blue (M. Santamaria) 6:43
2.I Want to Talk about You (B. Eckstine) 10:43
3.The Promise (J. Coltrane) 7:34
4.My Favorite Things (R. Rodgers-O. Hammerstein II) 18:52
Green Line(1991) Made in E.E.C

コルトレーンの演奏というと、後期になるにつれてだいたい長時間のものが多くなって、いくらなんでもうんざりすることがある。
しかし、このドイツライブでの「The Promise」は、わずか7分半ほどだ。
前半は、マッコイのあまり感心しない4分あまりのソロだから、コルトレーンのソプラノソロは3分半足らず。
そのコルトレーンとしては本当に短いソロが、完璧なのだ。
考えてみると、私はこの「The Promise」を聞いて、音楽に感動することがどういうことか初めてわかったような気がする。
音質は客観的にはもちろん良くない。
しかし、私にはコルトレーンのソプラノの音色は、どんな音質であろうと、例えばケニー・Gの甘ったるいソプラノの音色よりも、100倍も心地いい。
ここでのコルトレーンのソロは、3分半の短い時間の間に、言いたいことすべてが込められている。
最後のテーマが吹かれる前に、クライマックスが訪れるのだが、そこでは月並みな表現だけど、「何かを信じて、荒野に一人で立ち尽くしている」ような感動がある。
そして、そのクライマックスの後、クールにテーマを吹くコルトレーンはめちゃくちゃカッコイイ。
音楽の意味というものを、生々しく私に知らせてくれたのが、この「The Promise」だった。
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by daeyahye-jazz | 2006-04-10 23:16 | John Coltrane

JAZZ & KOREA

今日は、韓国のジャズシーンが詳しく紹介されている凄いサイトを紹介しておく。
ikukoさんの「JAZZ & KOREA」。
韓国のジャズクラブ、ジャズミュージシャン、それから韓国ジャズの歴史まで、盛りだくさんの内容で、素晴らしいの一言。
私が下手にここでソウルのジャズクラブを紹介する必要なんて、全然なかったのである。
ikukoさんは、2002年にソウルの大学に語学留学なさっていて、その間のことを書かれたエッセーも読み応えがある。
特に、語学堂の韓国語教師のことに触れた「先生が泣いてしまった」には、同じ教師として私も考えさせられた。
とにかく、韓国のジャズシーンを掘り下げた凄いサイト。感動ものです。
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by daeyahye-jazz | 2006-04-03 23:30